彼が私を差し置いて優先するもの

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「少女騎士のルルーシュとわたぼくのルルーシュでスザクに対する不満大会（しまくま様）」より。


対談ふうに書きたいとは思いつつ、正直私は対談ふうに書くのが苦手だという事実に行き当たりました。
小ネタならまだいいんですけどねぇ・・・（遠い目）

そんな努力の結晶です。対談というよりは、以前やった質問系の流れで（あ、そこ！　逃げとか言わない！）

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――――それでは、とりあえずまずはお名前から。

皇子「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ」
お嬢様「ルルーシュ・ランペルージ。・・・しかし、同じ名前だとややこしくないか？」
皇子「わかりやすく分ければいい。男と女とか」
お嬢様「そうだな、掲載の際にはそうしてくれ」

（騎士「男と女って・・・それはないでしょう」　執事「皇子とお嬢様とかどう？」　騎士「あ、それわかりやすくていいなぁ」）

お嬢様「おいこら！」
皇子「外野は黙ってろ！」

（執事「怖いなぁ・・・」　騎士「まったくだよね。・・・あぁ、そうだ。僕達は騎士と執事でよろしく」）

――――ではまずはタイトルどおり。「彼（彼女）が私を差し置いて優先するもの」をどうぞ。

お嬢様・皇子「「立場」」

（執事「うわー・・・」　騎士「見事にハモったね・・・」）

お嬢様「これ以外になにがある！？　執事なんてクソ喰らえだ！」
皇子「騎士とか皇子の以前にお前は俺の恋人だろうと言ってやりたくなる」

（執事「・・・クソ喰らえって・・・あ、駄目だ。眩暈がしてきた・・・」　騎士「あはは・・・」）

――――それに対する不満エピソードなどがありましたら教えて下さい。

お嬢様「その・・・恋人になる以前の話なんだが・・・小学生のときに父兄参観があってだな・・・。スザクが来てくれたのは嬉しかったんだが、『お兄さんですか？』という質問に対して『いえ、家族ではなくて・・・僕は単なる執事なんです』と答えたんだ、あいつは・・・！」
皇子「それはまた・・・ぐさっと来るな」
お嬢様「単なる執事ってなんだ、単なるって！！　こっちはもうずっと家族のように思ってて、しかもずっと好きなのに！」
皇子「それはもう単なる甲斐性なしだろう」

（執事「あはは、言いたい放題だね、ふたり共」）

お嬢様「しかも全然悪びれてないところが頭にくるんだ！！」
皇子「おい、そっちのスザク！　ちょっとは女心というものを汲んでやったらどうなんだ！？」

（騎士「いや、君が言うなよ」）

皇子「それはどういう意味だ、スザクっ！！　大体なぁ、お前だって人のこと言えないんだぞ！　なにかと言えば『僕は騎士で君は皇子なんだから』などと言って・・・！」

（騎士「あ、あれ？　なんか雲行きが怪しく・・・」　執事「あー・・・ご愁傷様？」）

皇子「俺はそんな溝を作るためにお前を騎士にしたわけじゃない！」
お嬢様「わかる！　わかるぞ、その気持ち！！　私だってスザクを執事にしないで済む方法があるなら今すぐやっている！」
皇子「まるでいい逃げ口上を見つけたと言わんばかり！」
お嬢様「しかも、それを言われたらこっちが引き下がるしかないというタイミングでここぞとやるんだからタチが悪い！」
皇子「そういえば以前にもこんなことがあってだな・・・」
お嬢様「私のほうもそうだ。あれは確か中学に上がってすぐのことだったか・・・」

――――あの・・・そろそろ次の質問に・・・。

（騎士「あー、駄目駄目」　執事「こうなっちゃったらこっちの声なんて全然聞こえてないから」）

――――・・・そうみたいですね。では、最後に不満をぶつけられたおふたりに質問です。今後その不満を解消するつもりはありますか？

騎士「え？　・・・さぁ、どうだろう？」
執事「必要だと思うからやっている部分もあるからなぁ・・・」
騎士「まぁ、そこらへんは・・・アレだよね」
執事「うん、確かにアレだ」

騎士・執事「ご想像にお任せします」


――――――
異様に外野が出張ってすみません（土下座）

お嬢様ルルーシュと皇子ルルーシュに不満を語らせたら、多分1日じゃ済まない気がします（笑）
ただ、恋人への不満って結構惚気を含んでいる部分も多いと思っているので、最終的には「・・・結局そういうところも好きなんだよな・・・」「右に同じく・・・」でまとまるような気もします。

ちなみに騎士スザクと執事スザクが話した場合は普通に惚気になると思います。
元々騎士スザクはストレートだし、執事スザクはお嬢様ルルーシュがいないところでデレるのだデフォルトなので（笑）

しまくま様、遅くなりましたが、リクエストありがとうございました＾＾